より多くの方にそらの箱を知ってもらうために展示会へ出展したり、
箱会社ならではのノウハウを活かして箱づくりのワークショップを企画・開催しています。
このページでは、そらの活動の告知やレポートを紹介しています。
※詳細をご希望の方はお問い合わせからご連絡ください。
2018年4月24日(火)東京ミステリーサーカスにて、
croll様とのコラボ企画「ハコ作りナイト」を開催させて頂きました!
※前回の「ハコ作りナイト」のレポートはこちら!
今回のワークショップのテーマは
「ハコを作ってハコと遊ぼう」
マッチ棒を入れる為の小さな貼り箱を作り、
その側面にはパズルの問題を貼る、という
マッチ棒パズルで遊ぶ為のハコを作りました。
ハコのアイデアとパズル問題の考案は
これまで同様、パズル作家の足立結香さんです。
足立さんは現在、パズル/ゲーム作家として「croll」という名義でもご活躍されています!
(ロゴが大変かわいいので、貼り箱にも使わせて頂きました!)
また、開催場所も前回から変わり、
世界一謎があるテーマーパーク「東京ミステリーサーカス」での開催でした!
昨年末に新宿に新しく出来たばかりの建物で、
会場も広くなったため前回の倍近い人数の方にご参加頂きました。
■
イベント自体はこれまで同様、
貼り紙を切り出す、芯材を組み立てる、貼り箱に仕立てる、という工程を
講師の説明を聞きつつ参加者自身の手で貼り箱を完成させるという内容で、
参加者の方達がハサミで黙々と紙を切っている間は
足立さん・瀬戸口さんの楽しいトークが展開されるというぬかりないイベントです。
自分の手で組み立てから手がけると、
構造だけでなく歪みや凹みにいたるまで
その全てを知り尽くしているハコになるので、愛着もひとしおです。
完成に近づくにつれ、あちこちで
「自分のハコが一番かわいい!」という親ばかのような声が聞こえてきて
非常に楽しかったです。
今回は「マッチ棒パズルを入れるためのハコ」なので、
このイベントの為に足立さんにはオリジナルマッチ棒パズルをたくさん作成して頂きました!
総仕上げとして、好きな問題を4問選んでハコの側面にぺたぺたと貼って完成になります。
中には、全問(12問)をハコに組み込むべく、工夫をしてくださった方もいらっしゃいました。
他にも、今回初の試みとして
スタンプコーナーを用意致しました。
アルファベットスタンプでイニシャルを入れるなどして
より「自分だけのハコ」としてカスタマイズが出来るようにしました!
■
今回作成したハコは「かぶせ箱」の一種で、「マウントボックス」と呼ばれるハコです。
蓋の深いのかぶせ箱の底面に板(台座)が1枚着いた形のハコで、
台座に指が引っかかるので、通常の「かぶせ箱」よりも開き易いハコです。
通常であれば、「かぶせ箱」の身箱を作成し、最後に台座を1枚接着して
完成させるのですが、
今回は、芯材組み立ての時点で台座も接着し、
台座と身箱ごと貼り紙で包むように作成するマニアックな作成方法をご用意致しました。
台座と身箱の境目をいかに綺麗に貼り紙で覆い包むかで完成度が大きく変わるハコで、
量産品では出来ない、ちょっと通な作成方法になります。
この貼り紙の形と作成順序をマスターすれば、
貼り箱の展開図の面白さを感じてもらえるのではないでしょうか!
今回も、会場が満員になる人数のご参加を頂き、
小さなテーブルを囲んでの作業でしたが皆さんわきあいあいと楽しんで下さいました!
※当日の様子や完成したハコは、twitter「#ハコつく」で検索してみて下さい!
正直、第1回目のイベントの時は
こんなにイベントが続くとは思っておりませんでした。
それもこれも皆様がハコ作りを楽しんでくださるおかげです。
ハコを存分に愛でてあげてくださいね。
今回も、どうもありがとうございました。
ワークショップ担当 藤澤